福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
国山の神事
名称 国山の神事
よみがな くにやまのしんじ
指定区分 国選択
種別 民俗文化財 無形民俗
種類 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
時代
保存団体・保持者 国山町内会
所在地・伝承地 福井市国山町
指定・選択・認定年月日 昭和53.4.1
指定番号
民俗芸能等群での分類 越前の正月・小正月行事、ふくいの農耕習俗(豊作への祈りと感謝)
公開状況 休止
交通案内
公式リンク http://fukuisan.jp/ja/list/p001003.html
文化財解説文  福井市国山町に伝わる国山の神事は、かつては「ナルワイ」とか「タガヤシ」と呼び、毎年在家で3回と神社で1回の合わせて4回が行われていたが、村民の減少からは在家の神事を取り止め、神社で4年ごとに行うこととした。
 神事の役人は、村を東西二つの座に分けて各々から選び、神主4人と見習4人の8人で演じる「社人衆」、ナルワイの主役「太夫」2人、田植えに登場する「田主」2人、田を均すエブリ役の「棒振り」2人、田植え役の子供「早乙女」8人、太夫に三々九度杯の酌をする「酌取り」2人、東西両座の最年長者で神事の責任者となる「番様」2人で構成される。
 神事は夕方7時頃より始まり、国山を説明する「しやうの言ひ立の事」、「籾種をつける事」、田を耕す「鍬打ち」、「麦の草を取る事」、奥州へ牛を買い下る事」、「草刈に参る事」、「東西に種をまく事」、「蚕のはか」、「苗をほめる事」、「田主の言立の事」、「東西の棒振り」、「是より大苗のはか」の場面が順次演じられる。
※ 休止中(H31~)
※映像出典 福井市商工労働部観光文化局文化振興課
動画
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