| 名称 | 小粕窯跡出土品 |
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| よみがな | こがすかまあとしゅつどひん |
| 指定区分 | 県指定 |
| 種別 | 有形文化財 考古資料 |
| 時代 | 奈良時代(7世紀末~8世紀初め) |
| 所有者所在地 | 越前町 |
| 所有者・管理者 | 越前町(越前町織田文化歴史館) |
| 員数 | 一括(262点) |
| 指定年月日 | 令和8.5.12 |
| 指定番号 | 福井県指定第502号 |
| 構造形式・法量 | |
| 公開状況 | |
| 交通案内 | |
| 公式リンク |
| 文化財解説文 | 小粕窯跡は、丹生郡越前町の織田盆地の東端、小粕地区の丘陵裾部にある。旧織田町(現越前町)教育委員会により平成3年に本調査が行われ、窯跡はほぼ完全な状態で残存していたことから現地で埋納保存され、町の史跡に指定されている。窯跡は少なくとも3基の窯跡群からなり、1号窯、3号窯が瓦陶兼業の窖窯、2号窯が瓦専業の窖窯である。軒丸瓦、軒平瓦、丸瓦、平瓦、熨斗瓦、須恵器(坏・蓋・円面硯・水注・長頸壺・擂鉢・甕)等が出土している。特徴的なのは瓦の文様で、軒丸瓦は、単弁六葉蓮華文で、さらに外縁に三重から四重の圏線を巡らせる。軒平瓦は、二重から三重の重弧文を入れ、その下端に指頭圧痕による波状文を施す。このような特徴をもつ軒丸・軒平瓦は、湖東式と呼ばれ、滋賀県湖東地域の愛知郡や蒲生郡を中心に分布する。近江以外で湖東式の軒丸瓦と軒平瓦とがセットで出土しているのは、小粕窯跡例のみである。小粕窯跡は丹生山地で窯業を開始した最古の窯であり、瓦当文様の特徴から近江の湖東地域の渡来系氏族との深い関係がうかがえる。小粕窯跡出土品は、仏教受容をめぐる古代の地域間交流をみる上で極めて重要な資料である。
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