福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
ガラガラ山のヤブニッケイ群落
名称 ガラガラ山のヤブニッケイ群落
よみがな がらがらやまのやぶにっけいぐんらく
指定区分 県指定
種別 記念物 天然記念物
時代
所有者所在地 福井市
所有者・管理者 居倉生産森林組合
員数
指定年月日 令和8.5.12
指定番号 福井県指定第505号
構造形式・法量
公開状況
交通案内
公式リンク
文化財解説文 この群落は日本海に面した福井市の南端にある居倉町(旧越廼村)南西に位置する標高421mのほぼ円錐形をした低山にある。この低山は昔の石切り場で、遠くで岩石が転げ落ちるガラガラという音も夜には聞こえるというところからこの名の由来があるという。この山にはヤブニッケイが標高290mから山頂にかけて広範囲に分布していることが知られているが、特に標高390mから山頂までの範囲にかけて密生している群落は極めて貴重である。ヤブニッケイが高標高に自生する理由としてこの山が標高の高い山に囲まれており、冬季の寒気が対馬暖流で温められて生じた暖気流が、ちょうどこの付近辺りに直接上陸する点が挙げられる。また、福井大学の調査結果によると、冬季の気温と地温を測ったところ、非常に地温が高いところがあると報告している。このような自然環境要因がガラガラ山山頂までヤブニッケイを成立させている要因と考えられている。ヤブニッケイ群落の樹種は優占種のヤブニッケイの他シロダモ、カラスザンショウ、ヤマフジおよびヤブツバキの5種類と少ない。高木層にヤブニッケイ、亜高木層をヤブツバキが優占する典型的な二段林構造を示し、下層の植生は少ない。標高390m付近がスギ造林地と群落の境となり、急斜面を登って標高400m付近に達すると、岩石の露出が多くなる。さらに410m以上になると一面積み重なった大きな岩石に覆われ、岩石の隙間にヤブニッケイが広く生育している。 この規模のヤブニッケイ群落は他にない。
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