福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
下打波のトチノキ・ケヤキ・イタヤカエデ群生林
名称 下打波のトチノキ・ケヤキ・イタヤカエデ群生林
よみがな しもうちなみのとちのき・けやき・いたやかえでぐんせいりん
指定区分 県指定
種別 記念物 天然記念物
時代
所有者所在地 大野市
所有者・管理者 下打波生産森林組合
員数
指定年月日 令和6.5.14
指定番号 福井県指定第493号
構造形式・法量
公開状況
交通案内
公式リンク
文化財解説文 この群生林は国道158号沿いの福井県大野市勝原から約4㎞上流の打波川沿いにある下打波地区の裏山斜面に分布するトチノキ・ケヤキ・イタヤカエデの混交林である。この地区の山林は保安林に指定され、明治のころからトチノキなど有用林について保護対策が採られてきたという。これらは地域住民の生活に密着した資源として保護され、乱伐されることなく保全されてきたのである。この地区の森林帯は温帯林に属し、トチノキを中心とした落葉広葉樹林で占められている。冬期は降雪量が多く、立木の折損被害もたびたび発生している。樹高約30mのトチノキ、ケヤキ、イタヤカエデの高木で占められ、トチノキが全体の43%を占めている。3樹種はともに高木層の林冠を形成し、なかでもトチノキの優占度が最も高い。亜高木層はイタヤカエデ、チドリノキが占め、低木層にはユキバタツバキとチャボガヤが密生し、斜立した形態で斜面を広く覆っている。草本層にはヤマアイ、ジュウモンジシダ、フツキソウが高い密度で出現し、これらの構成種からこの群落は植物社会学的にはジュウモンジシダ-トチノキ群集に属するとされている。このような巨木の揃った群生林は県下ではこのほかに見られず学術参考林として価値が高い。
画像
一覧へ