福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
絹本著色 蓮如・善鎮対面像(数珠引きの御影)
名称 絹本著色 蓮如・善鎮対面像(数珠引きの御影)
よみがな けんぽんちゃくしょく れんにょ・ぜんちんたいめんぞう(じゅずひきのみえい)
指定区分 県指定
種別 有形文化財 絵画
時代 室町時代
所有者所在地 越前市本町3-10
所有者・管理者 宗教法人陽願寺
員数 1幅
指定年月日 令和8年5月12日
指定番号 福井県指定第498号
構造形式・法量 縦80.3㎝×横36.0㎝
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文化財解説文  本図は、上畳に坐す蓮如上人が手にする数珠を、善鎮が両手を差し伸べて右手でつかむことを描いた、類例のない祖師像である。宗祖親鸞の正統を引くことを示す蓮如との連坐像はいくつか残されているが、門弟と並ぶ連坐像は珍しい。善鎮を見据える蓮如の眼光は鋭く、頬はこけ、一般の蓮如像とちがって異相で迫真的である。一方の善鎮は蓮如を見ず、顔を画面を見る者に向けていて臨場感があり、自分がこの場の当事者で生き証人であることを強調している。
 この画像は天文5年(1536年)に亡くなった善鎮が描かせたと考えられるが善鎮の容貌は初老期の相を示しており、山科で蓮如に常随していた時よりも後年の作と思われる。本図は善鎮が宗義の奥旨を悟った瞬間を絵画化したものである。
 陽願寺は、出雲山と号し、文明15年(1483年)頃に善鎮の開基となる浄土真宗本願寺派寺院である。府中御堂とも称され、江戸時代には南越の西本願寺末寺院の触頭でもあった。
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