名称 | 日向の綱引き行事 |
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よみがな | ひるがのつなひきぎょうじ |
指定区分 | 国選択 |
種別 | 民俗文化財 無形民俗 |
種類 | 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財 |
時代 | |
保存団体・保持者 | 日向水中綱引保存会 |
所在地・伝承地 | 美浜町日向 |
指定・選択・認定年月日 | 昭和55.12.12 |
指定番号 | |
民俗芸能等群での分類 | 若狭の正月・小正月行事 |
公開状況 | 1月第3日曜日 |
交通案内 | |
公式リンク |
文化財解説文 | 日向の綱引きは、正月15日に日向湖と若狭湾を結ぶ運河で行われる行事である。この運河は江戸時代に関東から国入りした酒井忠勝が完成させたもので、もともと、関東では1月15日に綱引きを行い、一年の吉凶を占う風習があったため、酒井忠勝を称え、また、豊漁を祝って綱引きが始められたと伝えられている。
15日の早朝、稲荷神社の長床で、若者を中心に綱練りが行われ、太さ30cm、長さ40mの綱が練り上げられる。綱は午前中に運河に張り渡され、午後、稲荷神社への「卯詣り」の旗奉納後、綱引きが開始される。長床で伊勢音頭を歌い終えた若者は、運河に架かる太鼓橋から次々と水中に飛び込み東西に分かれて綱を引き合い、綱が切れたところで終了となる。 現在は1月の第3日曜日に開催される。 |
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