福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
名称 検見坂・池田の神楽
よみがな けんみざか・いけだのかぐら
指定区分 その他
種別 民俗文化財 無形民俗
種類 ふくい民俗芸能等認定
時代
保存団体・保持者 小浜市検見坂区・池田区 若狭一之宮上下社
所在地・伝承地 神楽保存会(検見坂区・池田区)
指定・選択・認定年月日 平成23年
指定番号
民俗芸能等群での分類 舞楽・神楽
公開状況 隔年10月9日、10日の直近土曜、日曜
交通案内
公式リンク
文化財解説文  神楽保存会は、小浜市遠敷地区19区のうち、検見坂と池田区の区民で組織され、隔年ごとに若狭一の宮上下社(若狭彦神社・若狭姫神社)に神楽太鼓を奉納している。これは二社の祭神鎮座の日(10月10日)に因んで五穀豊穣に感謝し、氏子でもある同区民で営まれ、通称「遠敷祭り」と称される。
 神楽の歴史は江戸期半ばに始まり、明治期に一時中断したものの、昭和天皇御大典のときに復活したとされる。また、太平洋戦争で再び中断したが、昭和22年に復活したと言われる。
 検見坂区と池田区では、祭りの出番にあたる年には、夏場の8月から秋本番の10月まで神楽8曲の音階の習得、笛と太鼓の音合わせなど稽古が連日行われ、師匠と目される熟練者や大人たちによる指導のもと、子どもたちのしつけなどが行われる。
 平成19年の祭礼では、長く途絶えていた稚児舞を半世紀ぶりに復活させた。
一覧へ