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文化財詳細

文化財詳細
古若狭塗
名称 古若狭塗
よみがな こわかさぬり
指定区分 県指定
種別 有形文化財 工芸品
時代 江戸時代
所有者所在地 小浜市
所有者・管理者 妙楽寺
員数 5点
指定年月日 平成12.3.21
指定番号 福井県指定第328号
構造形式・法量 5点
公開状況
交通案内
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文化財解説文  妙楽寺に伝わる古若狭塗は、文箱、硯箱、筆柄(鞘付)、棟札箱、護板木箱の5点である。それぞれ彩漆に箔や粉などを塗りこんで研ぎ出し、見事な斑紋を表したもので、それぞれ万治4年(=寛文元年(1661))、延宝4年(1676)、宝永元年(1704)、宝永2年の銘文がある。
 若狭塗の起源については明らかではないが、『稚狭考』によると、松浦三十郎(与兵衛)が寛永年間(1624~1643)に始めたとされる。天保年間(1830~1843)には200種類の塗り方があり、諸大名家への進物に喜ばれたという。
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