| 名称 | 刺繍種字 両界曼荼羅図 |
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| よみがな | ししゅうしゅじ りょうかいまんだらず |
| 指定区分 | 県指定 |
| 種別 | 有形文化財 工芸品 |
| 時代 | 鎌倉時代 |
| 所有者所在地 | 高浜町 |
| 所有者・管理者 | 永福寺（高浜町郷土資料館に寄託） |
| 員数 | 1幅 |
| 指定年月日 | 平成12.3.21 |
| 指定番号 | 福井県指定第329号 |
| 構造形式・法量 | 縦102.0cm、横34.5cm |
| 公開状況 | |
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| 文化財解説文 | 本図は金剛界の五仏（大日如来・阿弥陀如来・寶生如来・無量寿如来・不空成就如来）と胎蔵界中台八葉院の諸仏（大日如来・無量寿如来・観音菩薩・天鼓雷音如来・弥勒菩薩・寶幡如来・普賢菩薩・開敷華王如来・文殊菩薩）の種子を、人の毛髪を用いた髪繍で表したものである。
繍仏は記録によれば奈良時代にさかんに作られたが、平安時代に入ってからは絵画におされてふるわなかったという。巻止の墨書から、もと龍蔵院（高浜町宮崎）に伝わったものであるが、同寺の衰退に伴い、子院であった現在の永福寺に移されたものという。構図や技法から鎌倉時代末ころの制作と考えられている。寸法は縦102.0cm、横34.5cm。 |
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