福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
水海の田楽・能舞
名称 水海の田楽・能舞
よみがな みずうみのでんがくのうまい
指定区分 国指定
種別 民俗文化財 無形民俗
種類 重要無形民俗文化財
時代
保存団体・保持者 水海の田楽能舞保存会(鵜甘神社氏子会)
所在地・伝承地 池田町水海
指定・選択・認定年月日 昭和51.5.4
指定番号
民俗芸能等群での分類
公開状況 2月15日
交通案内
公式リンク https://www.e-ikeda.jp/see/p004054.html
文化財解説文  池田町水海の鵜甘神社(うかんじんじゃ)で毎年2月15日に奉納される。
 奉納に先立ち、2月3日に舞人、囃し方、神事の役等が割振られ、以後10日間は厳しい練習が重ねられる。特に重要な「祝詞」、「翁」、「高砂」を舞う3人は、13日から「別火」の生活に入る。
 別火とは、各自が定まった火器、什器を使用し人手を一切借りないで精進潔斎することである。
 14日には場馴らしと呼ぶ練習の仕上げを行う。
 奉納日には、夜明けに「朝戸開き」の神事が行われ、面や諸道具が拝殿の舞台に並べられる。別火に入っていた3人の舞人は水海川で身を清め、午後1時より田楽能舞が始められる。
 「烏とび」、「祝詞」、「あまじゃんごこ」、「阿満」の田楽に続き、「式三番」、「高砂」、「田村」、「呉服」、「羅生門」の能舞が演じられる。
 鎌倉幕府の執権北条時頼が、村人に能舞を教えたのが始まりとの伝説がある。
※映像出典 いけだ農村観光協会
動画
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