福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
梵鐘 元弘二年銘
名称 梵鐘 元弘二年銘
よみがな ぼんしょう げんこうにねんめい
指定区分 県指定
種別 有形文化財 工芸品
時代 鎌倉時代
所有者所在地 越前市
所有者・管理者 宗教法人大塩八幡宮
員数 1口
指定年月日 平成27.3.31
指定番号 福井県指定第413号
構造形式・法量 総高約100cm、口径約58cm
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文化財解説文  本梵鐘は銅製、鋳造で、大塩八幡宮の鐘楼に吊られている。総高は約100㎝、口径は約58㎝。池の間に刻された銘文によると、仁安2年(1167)に江州の善勝寺で鋳造されたが破損のため元弘2年(1332)に鋳直され、文明6年(1474)に善積庄新保村の馬尾大明神へ、その後さらに朽木庄岸埜村の所有となり、慶長20年(=元和元年(1615))、本多富正が大坂夏の陣の戦勝記念として当神社に奉納したという。
 細身で肩が張らず、撞座の位置が高いなどの特徴から鎌倉時代の製作と考えられる。県内に遺る梵鐘としては古く、来歴等が分かることからも貴重なものである。
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