
名称 | 銅孔雀文磬 |
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よみがな | どうくじゃくもんけい |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 有形文化財 工芸品 |
時代 | 鎌倉時代 |
所有者所在地 | 越前市 |
所有者・管理者 | 宗教法人正覚寺 |
員数 | 1面 |
指定年月日 | 平成29.3.31 |
指定番号 | 福井県指定第433号 |
構造形式・法量 | |
公開状況 | |
交通案内 | |
公式リンク |
文化財解説文 | 磬とは中国起源の打楽器で、日本では主に読経の区切りなどの合図に打ち鳴らす梵音具である。正覚寺に伝わる磬は銅製で、裾が下方にやや伸びて外に反りを見せる山形磬である。両面ともに芯のある複弁八葉蓮華文の撞座を中心に、左右に向き合う一対の孔雀を鋳出する。孔雀は脚の一方を折り曲げるという鎌倉時代初期あたりから流行した表現で、柔らかな肉取りで主翼、尾羽根まで丁寧に表わされている。 箱の蓋裏には、「大正初年武生市大虫出土」と墨書があり、大正時代に大虫廃寺西方の水田から発見されたと伝えられる。 |
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