福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
絹本著色 峨山韶碩像
名称 絹本著色 峨山韶碩像
よみがな けんぽんちゃくしょく がざんじょうせきぞう
指定区分 県指定
種別 有形文化財 絵画
時代 南北朝時代
所有者所在地 越前市
所有者・管理者 龍泉寺
員数 1幅
指定年月日 平成3.9.10
指定番号 福井県指定第277号
構造形式・法量 縦49.8㎝、横31.5㎝
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文化財解説文  峨山韶碩は能登国に生まれ、11歳で出家した。正安元年(1299)、加賀大乗寺の瑩山紹瑾の弟子となり、各地を修行遍歴し、正中元年(1324)に総持寺二世となった。弟子に太源宗真、通幻寂霊、無端祖環、大徹宗令、実峰良秀の五哲をはじめ、二十五哲とよばれる多くの逸材を輩出し、曹洞宗の地方発展を促した人物である。
 龍泉寺は韶碩の弟子のひとりである通幻寂霊が開いた寺である。本図は円相内に衲衣と袈裟をつけた右向きの韶碩を描いたもので、円相上に韶碩の賛が書かれている。寺伝では韶碩が寂霊に与えたものといわれている。
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