福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
横山古墳群
名称 横山古墳群
よみがな よこやまこふんぐん
指定区分 県指定
種別 記念物 史跡
時代
所有者所在地 あわら市瓜生、中川、坂井市丸岡町坪江、川上
所有者・管理者 あわら市
員数
指定年月日 昭和34.9.1
指定番号 福井県第89号
構造形式・法量
公開状況
交通案内
公式リンク
文化財解説文  坂井平野北東部の坂井市丸岡町坪江からあわら市中川にまたがる横山丘陵上に所在する古墳群である。丘陵南西部・同北西部・山頂部の主に3支群からなり、前方後円墳および多くの円墳・方墳が混在する。
 丘陵南西部の椀貸山古墳は、全長約45mの6世紀前葉の前方後円墳で、2段築成の墳丘に周濠・葺石・埴輪をそなえる。石室は石屋形を付設した横穴式で、若干の須恵器片が出土している。同地区の神奈備山古墳は、全長約60mの6世紀中葉の前方後円墳である。昭和30(1955)・52年(1977)の発掘で、2段築成の墳丘下に基台部を削り出し、葺石を備えていることが判明。石室は本来石屋形が付設されていた切石積みの横穴式で、副葬品として、銅鏡・耳環・□甲・鉄装壷鐙・須恵器などが出土している。
 丘陵北西部の中川10号墳は、全長約43mの5世紀後葉の前方後円墳である。
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