福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
大虫廃寺塔跡
名称 大虫廃寺塔跡
よみがな おおむしはいじとうあと
指定区分 県指定
種別 記念物 史跡
時代
所有者所在地 越前市大虫本町
所有者・管理者 越前市
員数
指定年月日 昭和42.2.3
指定番号 福井県第143号
構造形式・法量
公開状況
交通案内
公式リンク
文化財解説文  大虫本町の集落の東側に位置する。また、西側山麓には式内社である大虫神社が存在する。
 昭和41年(1966)の発掘調査により、一辺約12mの基壇遺構が検出され、寺院の塔跡と想定される。しかし、その他の遺構(伽羅配置等)は確認できなかった。出土遺物は塔跡の北辺で多量の瓦が、西方2箇所、南方1箇所でもまとまって瓦が出土している。出土瓦の大半は広瀬窯跡(越前市内)で焼成されたものである。出土遺物などから、寺院の存続時期は7世紀後半~8世紀後半と考えられる。
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