福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
西谷遺跡
名称 西谷遺跡
よみがな にしたにいせき
指定区分 県指定
種別 記念物 史跡
時代
所有者所在地 坂井市三国町西谷
所有者・管理者 坂井市
員数
指定年月日 平成2.5.8
指定番号 福井県第272号
構造形式・法量
公開状況
交通案内
公式リンク
文化財解説文  加越台地南端部に位置する古墳時代初頭の集落遺跡である。
 昭和53年(1978)に発掘調査が実施されている。調査の結果、主な検出遺構は竪穴住居8棟、掘立柱建物1棟、方形溝1条である。竪穴住居の多くは隅丸方形を呈する。住居は、概ね一辺約6~10mを測り、中央に炉と4本の柱跡が確認できる。なお、5号住居のみ、他の住居と相違点が多くみらる。ちなみに、5号住居の形状は五角形ないしは馬蹄形を呈し、長軸約11mを測る。主柱穴は5基確認できる。
 遺跡からは、多くの土師器のほか、緑色凝灰岩製剥片・釣針・砥石などの遺物が出土している。
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