福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
絹本著色 釈迦十六善神像
名称 絹本著色 釈迦十六善神像
よみがな けんぽんちゃくしょく しゃかじゅうろくぜんしんぞう
指定区分 県指定
種別 有形文化財 絵画
時代 鎌倉時代
所有者所在地 小浜市
所有者・管理者 羽賀寺
員数 1幅
指定年月日 平成11.4.23
指定番号 福井県指定第308号
構造形式・法量 縦109.4㎝、横51.3㎝
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文化財解説文  画面中央の天蓋の下、光背を負った釈迦如来坐像を大きく表わし、台座下には普賢菩薩と文殊菩薩、その前に法沸菩薩、常啼菩薩、その下左右端に玄奬三蔵、深沙大将を配し、さらにこれらを囲む十六の護法善神を描く。中尊は金肉身に切金で荘厳し、諸尊は朱・緑青等の諸色に金泥の盛り上げを豊富に使って華麗に彩色を施す。このような描写上の特色から見て、本図の制作はおそらく鎌倉時代後期14世紀頃と考えられる。釈迦十六善神の画像は、このように大般若経ゆかりの仏菩薩諸尊で構成されており、大般若会には、本尊として懸られ、その前で大般若経の転読が行われる。
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