
名称 | 絹本墨画淡彩 十六羅漢像 |
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よみがな | けんぽんぼくがたんさい じゅうろくらかんぞう |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 有形文化財 絵画 |
時代 | 中国元時代 |
所有者所在地 | 小浜市 |
所有者・管理者 | 羽賀寺(若狭歴史博物館に寄託) |
員数 | 16幅 |
指定年月日 | 平成11.4.23 |
指定番号 | 福井県指定第309号 |
構造形式・法量 | 縦99.3㎝、横56.5㎝ |
公開状況 | |
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文化財解説文 | 羅漢は、一切の煩悩を断ち阿羅漢果を成し尊崇を受けた聖者のことで、正しくは阿羅漢という。古くから近世に至るまで、絵像あるいは彫刻として盛んに造像されてきた。大陸から船載されたものや我が国で制作されたものを含めて伝存する羅漢像は、その形式も十六羅漢・十八羅漢・五百羅漢等さまざまである。中でも、十六人の羅漢を一人一幅描いて一揃いとした十六羅漢像が最も多く流布している。 本像は、全体を墨線によって描き、要所に僅かに淡彩を施した白描の十六羅漢像であり、中国元時代の制作と考えられる。「絵本墨書羽賀寺年中行事」の享禄三年(1530)に、本図に関わる記事が見られ、その伝来の古さが確認できる。 |
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