福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
木造 聖観音菩薩立像、木造 多聞天立像、木造 広目天立像
名称 木造 聖観音菩薩立像、木造 多聞天立像、木造 広目天立像
よみがな もくぞう しょうかんのんぼさつりゅうぞう、もくぞう たもんてんりゅうぞう、もくぞう こうもくてんりゅうぞう
指定区分 県指定
種別 有形文化財 彫刻
時代 平安時代
所有者所在地 高浜町
所有者・管理者 正楽寺
員数 3躯
指定年月日 平成9.4.28
指定番号 福井県指定第300号
構造形式・法量 木造聖観音菩薩立像:像高104.5㎝、肘張32.7㎝、裾張26.0㎝、桧材、一木造、彫眼、漆箔
木造多聞天王立像:総高109.2
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文化財解説文 聖観音立像は毘沙門天、不動明王とともに祀られている像で、頭上に宝冠をいただき、左手は屈臂して未開蓮を執り、右手は垂下し、蓮華座上に立つ。全身を桧と考えられる一材から彫り出した一木彫成像で、内刳は施されていない。像高は104.5cmで、平安時代の制作である。多聞天立像は本堂の厨子内に本尊の脇侍としてまつられている。頭上に髻を結い、左手に宝塔をささげ、右手に鉾を執る。地天の両手に支えられて立つ姿であり、正しくは兜跋毘沙門天と称される。足下の地天までも桧と考えられる一材から彫出されており、内刳は施されていない。像高は109.2cm、平安時代の制作である。広目天立像は多聞天立像と同じく本堂本尊の脇侍としてまつられている。頭上に髻を結い、左手で鉾を、右手で索(亡失)をとり、邪鬼を踏まえて立つ。足下の邪鬼までも桧と考えられる一材から彫出されており、内刳は施されていない。像高は107.5cm、平安時代の制作である。
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