
名称 | 木造 十一面観音菩薩立像 |
---|---|
よみがな | もくぞう じゅういちめんかんのんぼさつりゅうぞう |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 有形文化財 彫刻 |
時代 | 鎌倉時代 |
所有者所在地 | 小浜市 |
所有者・管理者 | 大智寺 |
員数 | 1躯 |
指定年月日 | 平成11.4.23 |
指定番号 | 福井県指定第318号 |
構造形式・法量 | 像高93.8㎝、肘張21.2㎝、裾張28.3㎝、朴材、一木造、彫眼、素地 |
公開状況 | |
交通案内 | |
公式リンク |
文化財解説文 | 本像は像高93.8cm、左手を屈臂して胸前で未開蓮を執り、右手を降ろし第1指と第3指を念じ、条帛と天衣着け、下半身に裳をまとい、蓮台に立つ通行の十一面観音像である。熊野神社神宮寺の長滝寺の本地仏として造立された像と考えられている。 縁起では、泰澄大師が須繩の滝で17日間の修行をした際に、この像を安置したというが、像の作風からは鎌倉時代の制作と考えられている。 朴の一材から彫出した一木彫成像で、内刳りは施されていない。白山信仰関係の仏像には十一面観音像が多いが、この像も泰澄作との由来を持ち、白山信仰と係わりがある像と考えられる。 |
---|