福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
木造 大日如来坐像  附 金剛界四仏
名称 木造 大日如来坐像  附 金剛界四仏
よみがな もくぞう だいにちにょらいざぞう
指定区分 県指定
種別 有形文化財 彫刻
時代 平安時代
所有者所在地 福井市
所有者・管理者 滝波区
員数 1躯
指定年月日 平成12.3.21
指定番号 福井県指定第326号
構造形式・法量 像高160cm、肘張79cm、膝張130cm、座奥100cm、一木造
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文化財解説文  本像は、像高160cm、智拳印を結ぶ金剛界の大日如来坐像である。頭体幹部を一材から彫り出す一木造の像で、制作は平安時代と考えられる。螺髪が彫出される大日如来は珍しい。附指定の四仏も同じく一木造で、平安時代の作と考えられる。大日如来像は単独で安置されることが多いが、四仏を伴うことも少なくない。大日如来に四仏を加えた五仏を五智如来と呼び、大日如来の五つの智を具体的に示すものとされる。附指定の四仏は薬師如来、宝生如来、阿弥陀如来、釈迦如来という、いわゆる金剛界四仏である。
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