
名称 | 絹本著色 文殊曼陀羅図 |
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よみがな | けんぽんちゃくしょく もんじゅまんだらず |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 有形文化財 絵画 |
時代 | 鎌倉時代 |
所有者所在地 | 小浜市 |
所有者・管理者 | 宗教法人萬徳寺 |
員数 | 1幅 |
指定年月日 | 平成11.4.23 |
指定番号 | 福井県指定第313号 |
構造形式・法量 | 縦130.9㎝、横45.1㎝ |
公開状況 | |
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文化財解説文 | 本図は文殊菩薩を本尊とする文殊曼荼羅である。画面中央に右手に経巻、左手に蓮茎を執る五髻文殊菩薩を大きく描き、右下より持国天、増長天、広目天、多聞天の四天王を四隅に描く。上部には天蓋と、さらにその上の中央に木曜星、左右に日曜から計都まで各四、合わせて九の小円相中に九曜星を配している。本図のような文殊菩薩に九曜星と四天王を配した曼荼羅は、息災を祈るほか、星宿法に関係するものとも考えられる。本図は類例の少ない文殊菩薩曼荼羅の珍重すべき一例であり、細緻な描線、金泥を多用した美しい彩色とともに、諸尊の像容を窺うことができる。制作は鎌倉時代13世紀も後半頃のものと推定される。 |
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