福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
木造 毘沙門天立像
名称 木造 毘沙門天立像
よみがな もくぞう びしゃもんてんりゅうぞう
指定区分 県指定
種別 有形文化財 彫刻
時代 平安時代
所有者所在地 敦賀市
所有者・管理者 御名区
員数 1躯
指定年月日 平成18.4.25
指定番号 福井県指定第353号
構造形式・法量 像高119.7cm、桧材、寄木造、彩色
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文化財解説文  本像は不動明王立像と同様、地福院の旧蔵で、長享2年(1488)に地福院が旧敦賀町へ遷り法泉寺と改称したとき、御名および周辺の村に残していった仏像のうちの1躯と伝えられている。像高は119.7cm、寄木造の彩色像である。鎧を着け、ゆったりと両脚を開き、左掌上に宝塔を捧げ、右手に剣を執り、邪鬼の上に立つ毘沙門天立像で、頭部は一材製、体幹部の前面は邪鬼を含めて一材から彫出する。不動明王像とは別の作者が想定されるが、同時期に造立された可能性が高い。
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