福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
木造 聖観音菩薩立像
名称 木造 聖観音菩薩立像
よみがな もくぞう しょうかんのんぼさつりゅうぞう
指定区分 県指定
種別 有形文化財 彫刻
時代 平安時代
所有者所在地 福井市
所有者・管理者 観音講講中
員数 1躯
指定年月日 平成31.3.22
指定番号 福井県指定第450号
構造形式・法量 像高153.5cm、桧材、一木割矧造
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文化財解説文  桧と思われる木造素地の一木割矧造の聖観音立像である。条帛・天衣・裳も・腰布のほか山形宝冠を着け、左手に未敷蓮華を持ち(欠失)、右手を垂下して五指を伸ばす。奈良時代の僧行基が巡行の折、瑞夢により一宇を建立し、本像を制作したと伝えられる。また天正元年(1573)の兵乱の際には、この像は自ら茅野ケ原に移り難を逃れたとの伝承がある。本像は秘仏であり、平成30年4月に飯塚観音堂で17年ぶりの開帳を行っている。
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