
名称 | 木造 女神坐像 |
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よみがな | もくぞう じょしんざぞう |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 有形文化財 彫刻 |
時代 | 鎌倉時代 |
所有者所在地 | 坂井市三国町 |
所有者・管理者 | 宗教法人 大湊神社 |
員数 | 1躯 |
指定年月日 | 令和2.8.4 |
指定番号 | 福井県指定第462号 |
構造形式・法量 | 像高58.2cm、膝張46.6cm、坐奥39.6cm、寄木造 |
公開状況 | |
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文化財解説文 | 坂井市三国町雄島の大湊神社に伝わる、比較的傷みが少なく、また優れた女神像である。背筋を伸ばしてわずかに上を向いて坐す姿は端整であり、はっきりと目を開いて、口を僅かに開けて上歯を見せ 、何かを語りかけるかの表情は、若々しく気品と生気が宿っている。着衣では、小袿(こうちぎ)と思われる衣を肩から肘上まで降ろして着する。 制作期は、瑞々しい面貌や自然な把握をみせる体躯、着衣は輪郭を刻むだけでまったく衣皺を表さないが表面仕上げは華麗な彩色が想定されること、寄木造で像底を塞ぐように表すことから鎌倉時代と考えられる。また神像は一木造が多いなかで、本像が寄木造であることも珍しく注目される。像高58.2cm。 |
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