福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
天満社例祭神事
名称 天満社例祭神事
よみがな てんまんしゃれいさいしんじ
指定区分 県指定
種別 民俗文化財 無形民俗
種類 無形民俗文化財
時代
保存団体・保持者 天満社例祭神事保存会
所在地・伝承地 若狭町藤井
指定・選択・認定年月日 昭和37.5.15
指定番号 福井県指定第3号
民俗芸能等群での分類 ふくいの農耕習俗(豊作への祈りと感謝)、舞楽法要・神楽
公開状況 4月2日
交通案内
公式リンク
文化財解説文  若狭町(旧三方町)の天満社は京都の北野天満宮を勧請したもので、現在は4月初旬に例祭神事が行われている。
 かつては祭礼の日程が決まっており以下の次第で進められた。1月25日に天満社で講をいとなみ、当屋を定め、3月25日には当屋・組長・舞手など祭りの役を務めるものが、食事をともにして精進固めを行った。3月31日には当屋以下の役員が浜で身体と社の鍵を清め、神事用の潮水、海藻、浜石を持ち帰り、4月1日には、当屋の象徴であり神の降臨する場となるオハケ立てを行い、御幣切り、幣の下の式、足堅めの式を行う。
 4月2日の祭礼当日は、当屋に役員が全員集合し、酒盛りの後、王の舞、田楽を舞い、若者が「サイヨリ」という悪魔祓いのしぐさをしながら、行列を整え神社へと向かう。青年13人に担がれた神輿は、馬場まで渡御し、宮司の祈祷、当屋の拝礼、王の舞、獅子舞、田楽の奉納を受け、社殿に還幸する。
※映像出典 若狭町伝統文化保存協会
動画
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