福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
表児の米
名称 表児の米
よみがな ひょうこのこめ
指定区分 県指定
種別 民俗文化財 無形民俗
種類 無形民俗文化財
時代
保存団体・保持者 北横地表児の米保存会
所在地・伝承地 坂井市丸岡町北横地
指定・選択・認定年月日 昭和37.5.15
指定番号 福井県指定第6号
民俗芸能等群での分類 ふくいの農耕習俗(豊作への祈りと感謝)
公開状況 9月第3土曜、日曜日
交通案内
公式リンク https://www.city.fukui-sakai.lg.jp/bunka/kanko-bunka/bunka/bunkazai/hyokonokome.html
文化財解説文  応神天皇、神功皇后と継体天皇の皇女円弥媛を祀る布久漏神社で行われ、当地を流れる十郷用水の水の恵に感謝し、村人の共済と平和を喜び合う意味がこめられているという。
 祭前の宵に、地区の若者数十名が公民館に集まり、太鼓の囃子にあわせて歌いながら肩を組み押し合いをする。
 この行事を「おだしより」といい、昔は各家を廻っていたという。
 続いて、各家が奉納したお初穂米を臼に入れ、米つきが始まる。
 米は清水でとぎ、セイロで蒸し神前に供え、残りを「表児の米」と呼ぶ団子に丸め、参詣の人に箕に入れてまく。
 翌日早朝には、表児の米を箕に入れて村中を廻り、各家では一升枡でこれを受け、神仏に供えた後に家内一同でこれを食べる。
 毎年9月の第3土・日曜日に催される。
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