福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
明通寺本堂
名称 明通寺本堂
よみがな みょうつうじほんどう
指定区分 国宝
種別 有形文化財 建造物
時代 鎌倉(正嘉2)[縁起]
所有者所在地 小浜市門前5-22
所有者・管理者 明通寺
員数 1棟
指定年月日 昭和28.11.14
指定番号 建143
構造形式・法量 桁行五間、梁間六間、向拝一間、一重、入母屋造、檜皮葺
公開状況 9:00~17:00
拝観料
(大人)500円
(中学生~大学生)460円
(小学生)250円
  ※20名以上は団体割引有 駐車場有
交通案内 舞鶴若狭自動車道小浜IC~車で15分
小浜西IC~車で30分
JR小浜線東小浜駅下車~タクシーで10分
『小浜駅』下車~タクシーで15分
公式リンク https://myotsuji.jimdofree.com/
文化財解説文  明通寺は、大同元年(806)、征夷大将軍坂上田村麻呂の創建と伝えられる真言宗の寺院である。本堂は、正面5間(14.72m)側面6間(14.87m)、入母屋造檜皮葺の建物である。向拝は1間で、この柱を角柱とするほかはすべて円柱とする。仏堂は、3間×2間の正堂の前に、3間×2間の礼堂を付し、この四周に1間の庇を廻らす構成である。
 構造は純粋な和様であって、長押と頭貫で軸部を固め、出組斗栱で二軒繁垂木の軒を支え、また中備は正面を本蟇股、ほかは間斗束とする。頭貫鼻の繰形は、密教系寺院本堂における初例であり、大仏様の影響がうかがわれる。
 寺の縁起では正嘉2年(1258)の建立とされ、県内最古の木造建築である。
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