福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
神宮寺本堂
名称 神宮寺本堂
よみがな じんぐうじほんどう
指定区分 国指定
種別 有形文化財 建造物
時代 室町時代(天文22年)[諸事日記]
所有者所在地 小浜市神宮寺30-4
所有者・管理者 神宮寺
員数 1棟
指定年月日 大正13.4.15
指定番号 建803
構造形式・法量 桁行5間、梁間6間、向拝1間、一重、入母屋造、檜皮葺
公開状況 9:00~16:00
拝観料500円
駐車場有
交通案内 JR東小浜駅より車で10分
舞鶴若狭自動車道小浜ICから車で約15分
公式リンク https://www1.city.obama.fukui.jp/kanko-bunka/jisha-shiseki/84.html
文化財解説文  神宮寺は、若狭彦姫神社の神願寺として成立し、縁起によると、和銅7年(714)滑元によって草創されたと伝えられる天台宗の古刹である。
 本堂は、天文22年(1553)に朝倉義景によって再興された。正面5間(14.36m)、側面6間(16.61m)、入母屋造檜皮葺の建物で、向拝柱を角とし、ほかはすべて円柱とする。3間×1間の仏壇の前に3間×2間の内陣を設け、この前に3間×1間の礼堂を付し、四周に1間の庇を廻らす。
 構造は和様で、長押を用いて軸部を固め、軒支輪を持つ出組斗譬アで二軒繁垂木の軒を支える。中備は正面を本蟇股とするほかは撥束とする。正面には蔀戸を入れ、側面第1間に幣軸板扉、背面中央を板扉とする等、比較的古い形式がみられる。一方で、細部には各所に彫物がみられ、比較的にぎやかなものとなっている。
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