| 名称 | 絹本著色 十三仏図 |
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| よみがな | けんぽんちゃくしょく じゅうさんぶつず |
| 指定区分 | 県指定 |
| 種別 | 有形文化財 絵画 |
| 時代 | 南北朝時代 |
| 所有者所在地 | 小浜市 |
| 所有者・管理者 | 宗教法人萬徳寺（若狭歴史博物館に寄託） |
| 員数 | 1幅 |
| 指定年月日 | 平成12.3.21 |
| 指定番号 | 福井県指定第323号 |
| 構造形式・法量 | 縦113.1㎝、横52.4㎝ |
| 公開状況 | |
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| 文化財解説文 | 本図は中央に三尊、左右に各五尊の縦に三列の構成で、いずれも正面向きで台座上に座す十三仏の集会図である。中央列は、上部に天蓋を配し、上から阿弥陀如来、大日如来、釈迦如来を、左列は、上から阿髢ｦ如来、観音菩薩、薬師如来、普賢菩薩、不動明王を、右列は、上から虚空蔵菩薩、勢至菩薩、弥勒菩薩、文殊菩薩、地蔵菩薩を描く。十三仏の成立は明らかでないが、十王信仰の発展に伴い、礼拝像として次第に作画されるようになり、亡者の忌日供養に本尊として盛んに用いられた。
十三仏図は、室町期の古文献に散見される他、現存の作品も室町時代以降の作が殆どであり、本図のように南北朝に遡る古作は極めて稀であり貴重なものである。 |
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