福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
大谷寺九重塔
名称 大谷寺九重塔
よみがな おおたんじきゅうじゅうのとう
指定区分 国指定
種別 有形文化財 建造物
時代 鎌倉(元亨3年)[台石刻銘]
所有者所在地 越前町大谷寺42-4-1
所有者・管理者 大谷寺
員数 1基
指定年月日 昭和32.2.19
指定番号 建1394
構造形式・法量 石造九重塔
公開状況
交通案内 JR福井駅宿堂行きよりバスで50分
上糸生より徒歩で20分

北陸道鯖江ICより車で30分
公式リンク http://echizen-ohtanji.com/
文化財解説文  大谷寺は、泰澄大師の開創と伝えられ、白山を中心とする越前天台信仰の一大拠点として栄えた寺である。石造九重塔は、泰澄大師の廟と伝えられるもので、大谷寺大長院山腹に存在する。
 総高4.40mの笏谷石(凝灰石)製の塔婆で、台石に元享3年(1323)の紀年銘が刻されている。塔身3面は蓮華座の上に月輪を浮彫し、その中に弥陀三尊の各種子が刻まれている。県内の石造物を代表するものであり、鎌倉時代の石塔の手法を知る上で貴重なものである。
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