福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
中山寺本堂 附 厨子
名称 中山寺本堂 附 厨子
よみがな なかやまでらほんどう
指定区分 国指定
種別 有形文化財 建造物
時代 室町前期(永禄6年改修)[板札]
所有者所在地 高浜町中山27-2
所有者・管理者 中山寺
員数 1棟
指定年月日 昭和37.6.21
指定番号 建1535
構造形式・法量 桁行5間、梁間5間、一重、入母屋造、桧皮葺
公開状況 9:00~17:00
拝観料 400円
駐車場有
交通案内 若狭高浜駅よりタクシーで10分

舞鶴東ICから国道27号経由10キロ
公式リンク http://nakayamadera.jp/
文化財解説文  中山寺は養老年間(717~723)に泰澄が開いたと伝えられる真言宗の寺院である。本堂は正面5間(13.15m)、側面5間(13.49m)、入母屋造檜皮葺の建物である。3間×3間の正堂の四周に1間の庇を廻らす構成である。
 構造は和様を基調としており、長押を用いて軸部を固め、三斗によって二軒繁垂木の軒を支え、中備えは間斗束である。柱間は、正面中央3間を蔀とし、両脇を連子窓とする。側面は前寄第1間に桟唐戸を釣り込み、第2・第3間には引違格子戸を入れる。内陣回りの挿肘木や皿斗、花肘木を用いる点や木鼻の繰形等からは、室町時代前期の建立と考えられる。奈良工匠系の影響が考えられる。
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