
名称 | 瀧谷寺 本堂・観音堂・方丈及び庫裏・開山堂・鎮守堂・山門 |
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よみがな | たきだんじ ほんどう・かんのんどう・ほうじょうおよびくり・かいざんどう・ちんじゅどう・さんもん |
指定区分 | 国指定 |
種別 | 有形文化財 建造物 |
時代 | 本堂:貞享5年 観音堂:寛文3年 方丈及び庫裏:元禄2年頃 開山堂:元亀3年 鎮守堂:室町時代後期 山門:元禄11年 |
所有者所在地 | 坂井市三国町滝谷1丁目7-15 |
所有者・管理者 | 瀧谷寺 |
員数 | 6棟 |
指定年月日 | 昭和37.6.21(追加指定)平成29.7.31 |
指定番号 | 建1534 |
構造形式・法量 | 本堂:桁行21.0メートル、梁間15.4メートル、寄棟造、向拝一間、桟瓦葺
観音堂:桁行七間、梁間七間、寄棟造、向拝一間、桟瓦葺 方丈および庫裏:東西26.3メートル、南北30.6メートル、切妻造、東面西廊下附属、桟瓦葺 開山堂:石造、桁行2.8メートル、梁間1.8メートル、切妻造、石葺、石柵付 鎮守堂:三間社流造、正面千鳥破風付、こけら葺 山門(鐘楼門):一間一戸楼門、入母屋造、左右供待附属、銅板葺 |
公開状況 | 【3月~10月】
8:00~17:00 【11月~2月】 8:00~16:30 拝観料 (大人)500円、(中高生)300円、(小人)200円 ※団体割引あり 駐車場有 |
交通案内 | 金津I.C.より車で約20分
丸岡I.C.より車で約30分 |
公式リンク | http://www.takidanji.or.jp/guide.html |
文化財解説文 | 瀧谷寺は九頭竜川河口の三国湊に寺地を占める真言宗寺院で、近世には福井藩の庇護を受けた。境内中央に、江戸中期に建てられた本堂と観音堂が並び、本堂の正面に山門を構え、観音堂の東側に、元亀3年(1572)建立の開山堂と、室町後期建立の鎮守堂が配されている。
瀧谷寺の伽藍は、中世から近世に整えられた堂舎が良好に保存され、庭園とともに優れた境内を創出している。観音堂は平面や空間構成に近世寺院建築の特徴を示し、本堂と方丈は藩主御成りなどのための上質な座敷を備えている。また細部に施された華やかな意匠は福井藩により造営された近辺の遺構と共通し、地方的特色が認められる。近世の北陸地方における密教系寺院建築の展開を理解する上で価値が高い。 |
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