福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
堀口家住宅
名称 堀口家住宅
よみがな ほりぐちけじゅうたく
指定区分 国指定
種別 有形文化財 建造物
時代 江戸中期
所有者所在地 池田町稲荷32-17
所有者・管理者 池田町
員数 1棟
指定年月日 昭和44.12.18
指定番号 建1759
構造形式・法量 桁行12.3m、梁間9.1m、入母屋造、茅葺
公開状況 9:00-17:00
休業日
水、冬期(積雪時)
拝観料
(大人)500円
(小中学生)300円
駐車場有
交通案内 北陸道丸岡ICから15分
公式リンク https://www.e-ikeda.jp/see/p004043.html
文化財解説文  堀口家は須波阿須疑神社十二軒衆の一軒で、代々三郎兵衛を名乗り、庄屋を勤めたこともある旧家である。当住宅は入母屋造茅葺平入の建物で、破風口は小さく、特に装飾は施されていない。平面は桁行7間、梁間5間で、西部分は土間のニワで、その西南隅にウマヤを設ける。東部分の前3分の2は土座のオイエ、その背面にカミノマとナカノマの2室を配する。
 このような間取りは嶺北地方南部の今立、南条、丹生郡に分布し、越前Ⅰ型と呼ばれている。建築年代は構造手法から18世紀初めごろとみられるが、創建後ほどなく移築されたことが、解体修理の際に判明した。当住宅は木柄が太く梁間も大きいが、間取り、構造、仕上げともに古風で、近世前中期の越前Ⅰ型を代表する古民家である。
一覧へ