福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
旧瓜生家住宅
名称 旧瓜生家住宅
よみがな きゅううりゅうけじゅうたく
指定区分 国指定
種別 有形文化財 建造物
時代 江戸(元禄12)天井棹縁墨書
所有者所在地 鯖江市水落町4丁目7
所有者・管理者 鯖江市
員数 1棟
指定年月日 昭和44.12.18
指定番号 建1758
構造形式・法量 桁行17.2m、梁間11.7m、入母屋造、妻入、茅葺、南面及び北面庇付属、こけら葺
公開状況 10:00~16:00
(月・水・土・日)
定休日 火・木・金
拝観料 無料
駐車場有
交通案内 福井鉄道神明駅より徒歩約2分

北陸自動車道鯖江ICより車で約10分
公式リンク https://www.city.sabae.fukui.jp/kosodate_kyoiku/manabenoyakata/bunkazai/sabae_bunkazai/kenzoubutu/shiteibunkazai/kyuuuryuuke-national.html
文化財解説文  瓜生家は代々神明社の神主を勤めてきた家柄で、その系図は大治4年(1192)に始まる。当住宅は入母屋造茅葺妻入の建物であるが、坪川家住宅のような装飾的な派手さはなく、むしろ堀口家住宅のように質素である。
 正面から順にニワ、イタノマ、その奥に4室を田の字形に配する。神官の住まいらしく座敷まわりが整備されているが、基本的には民家の構成をとる。柱根の部分がふくらんでいるのが特徴で、なかでも土間まわりの柱が太く削り出されているが、これは、腐食に耐え、構造的に安定させようとしたものと考えられている。
 材の古び加減や構造形式などから、17世紀までさかのぼるものと推定されていたが、解体修理の際にザシキの天井棹縁に墨書銘が発見され、元禄12年(1699)ごろに建築されたことが確認された。
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