福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
旧橋本家住宅
名称 旧橋本家住宅
よみがな きゅうはしもとけじゅうたく
指定区分 国指定
種別 有形文化財 建造物
時代 江戸中期
所有者所在地 大野市宝慶寺笠松7
所有者・管理者 大野市
員数 1棟
指定年月日 昭和44.12.18
指定番号 建1757
構造形式・法量 桁行11.1m、梁間8.2m、入母屋造、茅葺、南面馬屋付属、杉皮葺
公開状況 【4月中旬~11月中旬】
(水・土・日・祝・振替休日)
9:00~16:00
拝観料 無料
駐車場有
交通案内 JR越前大野駅より車で25分

福井ICから車で60分
公式リンク http://www.city.ono.fukui.jp/kosodate/bunka-rekishi/shokai/hashimotoke.html
文化財解説文  橋本家は庄屋や戸長を勤めた家柄の農家である。当地には曹洞宗第二道場薦福山宝慶寺があり、かつては門前町として栄え、一時は100戸近くの家があったと伝えられている。間口6間奥行4間の直屋で入母屋造茅葺平入の建物である。オイエと呼ばれる土座と土間が広く一体化した空間と、上手の床を張った部屋からなる間取りは、オイエの架構方式とともに越前Ⅱ型に分類される。
 越前Ⅱ型の多くは妻入であるのに対し、橋本家住宅は平入である点が特殊であるが、類例が奥越の山間部に分布していたことが知られており、妻入の古い遺構が失われた今、当住宅は貴重な古民家のひとつである。橋本家住宅の建設年代については、構造手法から18世紀前半ごろと考えられている。
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