名称 | 大安寺 本堂(附 山門・宝蔵・塀中門・廟所)・庫裏・開山堂(附 棟札)・開基堂(附 棟札)・鐘楼(附 棟札) |
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よみがな | だいあんじ ほんどう・くり・かいざんどう・かいきどう・しょうろう |
指定区分 | 国指定 |
種別 | 有形文化財 建造物 |
時代 | 江戸前期 |
所有者所在地 | 福井市田ノ谷町21-4 |
所有者・管理者 | 大安寺 |
員数 | 5棟 |
指定年月日 | 平成20.6.9 |
指定番号 | 建2525 |
構造形式・法量 | 正面25.87m、側面18.25m、入母屋造、桟瓦葺 |
公開状況 | 9:00~17:00
年中無休 拝観料 (大人)500円、(大学生)400円、(中高生)300円、(小学生)200円 駐車場有 |
交通案内 | 福井北ICより車で25分 |
公式リンク | https://www.daianzenji.jp/ |
文化財解説文 | 大安寺は万治元年(1658)、福井藩四代藩主松平光通が大愚宗築を招いて創建した臨済宗の寺院である。万治元年には庫裏、翌年2年に本堂、寛文3年(1663)に鐘楼が建てられた。同9年に宗築が入寂すると、翌10年に開山堂が建てられ、延宝2年(1674)に光通が没すると、伽藍上方の山中に廟所が造られ、同5年に開基堂が建てられた。
本堂は桁行25.8m、梁間18.2m、入母屋造桟瓦葺で、東南隅に唐破風造玄関を付属する。 庫裏は桁行22.7m、梁間18.0m、正面入母屋造、背面寄棟造、桟瓦葺で、玄関入口に庇を付属する。 開山堂は桁行三間、梁間二間、宝形造桟瓦葺で、大工の苗孫九郎が手がけたことが分かっている。 開基堂は桁行三間、梁間四間、宝形造、正面一間向拝付、桟瓦葺で、大工頭を関清助、棟梁を岩崎久衛門が務めたことが分かっている。 鐘楼は桁行一間、棟梁一間、一重、入母屋造桟瓦葺である。 大安寺は方丈型で大型の本堂をはじめ、庫裏や開山堂など、禅院の主要堂宇を揃えてるほか、開基堂や廟所など、藩主の菩提所として江戸前期から中期にかけて造営された山中伽藍が良好に保存されている。また、各建物とも禅宗様を基調とした優秀な意匠で、福井藩大工の高い力量を示しており、価値が高い。 |
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