福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
したんじょう行事
名称 したんじょう行事
よみがな したんじょうぎょうじ
指定区分 県指定
種別 民俗文化財 無形民俗
種類 無形民俗文化財
時代
保存団体・保持者 したんじょう行事保存会
所在地・伝承地 福井市鹿俣町
指定・選択・認定年月日 昭和37.5.15
指定番号 福井県指定第5号
民俗芸能等群での分類 ふくいの農耕習俗(豊作への祈りと感謝)、厄除け行事・お祓いの芸能
公開状況 5月5日
交通案内
公式リンク
文化財解説文  戦国大名朝倉氏が城を構えた一乗谷の谷奥にある鹿俣町で、毎年5月5日に行われる祭り。以前は男子だけが参加する祭りであったが、現在は女子も参加して行われる。
 獅子を退治して引き上げる大名行列を模したものであり、「したんじょう」は、行列の掛け声である「したに~、したに~」が訛ったものといわれる。
 当日は揃いの法被を着た子供たちが堂山に集合し、昼過ぎより行列が始まる。先駆、ほら貝、殿様、大傘持ち、挟箱、曳子、獅子かつぎ、尻尾持ちの順で総勢20余名の行列となる。獅子は長さ約3m、重さ約80kgで、マンサクの枝で作る。
 行列は「したんじょう、したんじょう」と連呼しながら練り歩き、浄善寺に着くと獅子は鞭で叩かれ、壊されるまで振り回される。
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