福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
絹本著色 主夜神像
名称 絹本著色 主夜神像
よみがな けんぽんちゃくしょく しゅやしんぞう
指定区分 国指定
種別 有形文化財 絵画
時代 高麗
所有者所在地 敦賀市
所有者・管理者 西福寺
員数 1幅
指定年月日 明治33.4.7
指定番号 絵308
構造形式・法量 縦161㎝、横91㎝
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文化財解説文  西福寺は縁起では応安元年(1368)に良如上人が開山した寺院で、敦賀という土地柄からか、大陸から請来された文物が多く伝わる。主夜神は夜を司り、衆生の危険や恐怖を除く神とされる。朝鮮では海上交通の守護神として広く信仰されていたようである。画中に「功徳主或安郡夫人」の銘があることから、朝鮮で制作されたものと考えられる。また裏面には宋人朱仁聡が寄進したと記されている。本図は紺地に繊細な金泥で描かれている。画面中央に大きく主夜神像を、上部の円相中に観音を、下部に善財童子を描く。制作年代は高麗末と考えられる。寸法は縦161.0cm、横91.0cm。
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