福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
絹本著色 仏涅槃図
名称 絹本著色 仏涅槃図
よみがな けんぽんちゃくしょく ぶつねはんず
指定区分 国指定
種別 有形文化財 絵画
時代 鎌倉末期
所有者所在地 永平寺町
所有者・管理者 本覚寺(福井県立美術館に寄託)
員数 1幅
指定年月日 昭和58.6.6
指定番号 絵1839
構造形式・法量 縦161.6㎝、横168.3㎝
公開状況
交通案内
公式リンク
文化財解説文  本図は釈迦が娑羅双樹の下で涅槃に入る情景を描いたものである。画面中央に、横たわる釈迦の姿を大きく描き、その周りに八部衆や十大弟子、さまざまな動物等が描かれている。向って左端の娑羅双樹の幹に「海西人良詮之筆〈嘉暦/第三〉二月 日」と金泥で記されており、嘉暦3年(1328)に良全が制作にあたったことが分かる。良全は、鎌倉・南北朝時代に東福寺を中心として活躍した絵仏師、水墨画家で、落款に「海西人」と記されることから、九州もしくは渤海出身とする説もある。寸法は縦160.9cm、横168.0cm。
一覧へ