
文化財解説文 | 本図は中心に大きく涅槃図を描き、その左右を区画して釈迦の七つの事績を描いたものである。右下から托胎・入胎・誕生・四門遊出、左下から踰城・成道・初転法輪の七相を描き、最後の入涅槃を中央に大きく描く形式となっている。制作は鎌倉時代と考えられている。寸法は縦231.0cm、横248.0cm。なお本図には、涅槃講式の断簡1巻(附指定)が伝来しており、涅槃講に用いられていたことが分かる。 |
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文化財解説文 | 本図は中心に大きく涅槃図を描き、その左右を区画して釈迦の七つの事績を描いたものである。右下から托胎・入胎・誕生・四門遊出、左下から踰城・成道・初転法輪の七相を描き、最後の入涅槃を中央に大きく描く形式となっている。制作は鎌倉時代と考えられている。寸法は縦231.0cm、横248.0cm。なお本図には、涅槃講式の断簡1巻(附指定)が伝来しており、涅槃講に用いられていたことが分かる。 |
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