福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
絹本著色 五大明王図
名称 絹本著色 五大明王図
よみがな けんぽんちゃくしょく ごだいみょうおうず
指定区分 県指定
種別 有形文化財 絵画
時代 室町時代
所有者所在地 小浜市
所有者・管理者 羽賀寺
員数 3曲屏風1隻・2曲屏風1双
指定年月日 平成15.4.18
指定番号 福井県指定第341号
構造形式・法量 不動明王像 縦128.4㎝、横65.2㎝
降三世・軍荼利・大威徳・金剛夜叉各像 縦99.5㎝、横39.2㎝
公開状況
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文化財解説文  五大明王像とは不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王の五尊のことである。五大明王は日本では宮中の真言院における後七日御修法の本尊として、また平安時代以降に盛んに行われた五壇法の本尊として造像された。
 本図は不動明王を中央に、東方に降三世明王、南方に軍荼利明王、西方に大威徳明王、北方に金剛夜叉明王が配され、十二天とともに用いられた。現在、全て屏風に改装されているが、不動明王図についてはほかの明王図とは寸法も描写も異なることから、おそらくある時期に他から補われたものであると考えられる。制作は室町時代と考えられている。
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