福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
木造 千手観音立像 附 紙本墨書 千手千眼陀羅尼経 1巻
名称 木造 千手観音立像 附 紙本墨書 千手千眼陀羅尼経 1巻
よみがな もくぞう せんじゅかんのんりゅうぞう
指定区分 国指定
種別 有形文化財 彫刻
時代 平安後期
所有者所在地 おおい町おおい町成和2-1-1(おおい町立郷土史料館寄託)
所有者・管理者 意足寺
員数 1躯
指定年月日 大正10.4.30
指定番号 彫238号
構造形式・法量 像高109㎝、桧材、 応徳元年11月10日加点の奥書あり
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文化財解説文  意足寺はもとは小浜の太良庄にあったが、江戸時代初期に現在地である万願寺の跡地に移されたという。
 本像は天冠台上に10面の化仏をいただく42臂の千手観音立像である。桧の一材から合掌手と宝鉢手を含む頭躰幹部が彫出されている。背面には背刳りがなされており、その中に千手千限陀羅尼経(附指定)が納められていた。経巻の奥書には応徳元年(1084)の年号を持つ墨書があり、千手観音を造立する際に書写されたものと考えられる。像高は109.0cm。
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