福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
木造 毘沙門天、吉祥天、善膩師童子立像
名称 木造 毘沙門天、吉祥天、善膩師童子立像
よみがな もくぞう びしゃもんてん きっしょうてん ぜんにしどうじりゅうぞう
指定区分 国指定
種別 有形文化財 彫刻
時代 鎌倉
所有者所在地 おおい町
所有者・管理者 清雲寺
員数 3躯
指定年月日 昭和16.11.6
指定番号 彫242号
構造形式・法量 像高 毘沙門天100㎝、吉祥天57.9㎝、善膩師童子46.7㎝、
三尊とも桧材、寄木造、玉眼嵌入、全面彩色、文様 
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文化財解説文  毘沙門天立像は宝冠をいただき、冑を着け、左手に戟を執り、夜叉を踏まえて立つ。桧材の寄木造で、玉眼。制作は鎌倉時代、像高は100.0cm。
 吉祥天立像は左手を屈臂し宝珠を捧げ、右手は垂下し、荷葉座上に立つ。桧材の寄木造で、玉眼。制作は鎌倉時代、像高は57.9cm。
 善膩師童子立像は袍衣を着て筥を持って立つ。桧材の寄木造で、玉眼。制作は鎌倉時代、像高は46.7cm。
 これら3像は毘沙門天像を中尊とする三尊一具の像である。毘沙門天は北方の守護神であり、吉祥天はその妻、善膩師童子はその王子とされる。毘沙門天像は単独で祀られることが多いが、このように3尊で祀られる例は珍しい。
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