福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
木造 阿弥陀如来坐像、木造 阿弥陀如来坐像、木造 釈迦如来坐像、木造 菩薩形坐像(附 木造光背)
名称 木造 阿弥陀如来坐像、木造 阿弥陀如来坐像、木造 釈迦如来坐像、木造 菩薩形坐像(附 木造光背)
よみがな もくぞう あみだにょらいざぞう、もくぞう あみだにょらいざぞう、もくぞう しゃかにょらいざぞう、もくぞう ぼさつぎょうざぞう
指定区分 国指定
種別 有形文化財 彫刻
時代 平安後期、平安後期、鎌倉、平安
所有者所在地 越前町
所有者・管理者 八坂神社
員数 4躯
指定年月日 昭和48.6.6
指定番号 彫3276号
構造形式・法量 阿弥陀如来坐像:像高140㎝、欅材、寄木造、素地、彫眼
阿弥陀如来坐像:像高145㎝、桂材、一木造、漆箔、彫眼
釈迦如来坐像:像
公開状況
交通案内
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文化財解説文  八坂神社に伝わる4躯の仏像は、昭和38年(1963)の本殿造営の際に旧内陣の床下から発見されたものである。
 阿弥陀如来坐像は腹前で定印を結び、結跏趺坐する姿である。制作は平安時代後期。像高は140.0cm。
 もう1躯の阿弥陀如来坐像も腹前で定印を結び、結跏趺坐する姿である。桂と考えられる材による一木造の像で、背面に背刳りがなされている。制作は平安時代後期。像高は145.0cm。
 釈迦如来坐像は左掌を上に向け膝上に置き、右ひじを曲げて掌を正面に向ける施無畏与願印を結び、結跏趺坐して座る釈迦如来坐像である。制作は平安時代後期。像高は140.2cm。
 菩薩形坐像は天冠台を着け、結跏趺坐する菩薩坐像であるが、両腕の肘から先の部分が失われてしまっているために、具体的な尊名は不明である。制作は平安時代後期。像高は125.0cm。
 なお、これらの像とともに見つかった光背(附指定)も、像と同じころの制作と考えられている。
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