福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
木造 金剛力士立像
名称 木造 金剛力士立像
よみがな もくぞう こんごんりきしりゅうぞう
指定区分 国指定
種別 有形文化財 彫刻
時代 鎌倉
所有者所在地 高浜町
所有者・管理者 中山寺
員数 2躯
指定年月日 昭和55.6.6
指定番号 彫3350号
構造形式・法量 像高 阿形282.0㎝、吽形267.2㎝、桧材 
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文化財解説文  中山寺は真言宗御室派の寺院で、奈良時代に泰澄が開いたと伝えられている。
 本像は中山寺の山門に安置されている像である。阿形は、頭頂には髻を結い、腰を捻って立ち、両臂を左右に強く張り出して立つ。吽形は腰を左に捻って左手は5指を開いて後方に伸ばし、右手は拳を作って顔にかざして立つ姿である。このような両手の構えは他に例がなく珍しい。
 桧材の寄木造で、表情や筋肉の表現などは写実的で、本尊同様、像の作者は正統の南都系仏師と考えられている。
 制作は鎌倉時代、像高は阿形が282.0cm、吽形が267.2cm。
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