
文化財解説文 | 大虫神社は社伝によると、崇神天皇の7年に創建されたという。垂仁天皇のころにイナゴが大発生したため、祈願したところ、たちどころに死滅したという。そのことから社名も大虫神社となったという。
天津日高日子穂穂出見命坐像は、主神として本社社殿に安置されている像で、蟷梛ミ頭冠をかぶり、袍を着け、拱手して笏をとり、結跏趺坐する男神坐像である。桧材の一木造で内刳りは施さない。制作は平安時代、像高は57.0cm。 伝塩椎神坐像は摂社の塩土社に安置されている像で、巾頭冠蟷桙ゥぶり、袍を着け、拱手して笏をとり、正座する男神坐像である。桧材の一木造で内刳りは施さない。制作は平安時代、像高は50.4cm。 |
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