
名称 | 絹本著色 武田信高像 |
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よみがな | けんぽんちゃくしょく たけだのぶたかぞう |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 有形文化財 絵画 |
時代 | 室町時代 |
所有者所在地 | 小浜市 |
所有者・管理者 | 龍泉寺(若狭歴史博物館に寄託) |
員数 | 1幅 |
指定年月日 | 平成16.1.23 |
指定番号 | 福井県指定第344号 |
構造形式・法量 | 縦51.7㎝、横34.8㎝ |
公開状況 | |
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文化財解説文 | 上畳に座り、侍烏帽子をかぶり大紋を着し腰刀を差し、右手に竹箆を執って頭をやや斜め左に向けて坐す武田信高を描いたものである。像上に賛はないが、現状から見ると、もと上部に賛文があり、ある時期に切り詰められたものと推察される。武田信高は、若狭国守護武田元光の子と伝えられ、弘治2年(1556)一族の内紛の際に36歳で世を去ったという。 龍泉寺は信高によって創建された寺院である。失われた本図の賛は、春澤永恩の記す『春澤録』に全文が収められており、それによれば信高在世時に写された寿像であるという。おそらく信高の没する弘治以前、天文末年頃の制作であると考えられる。 |
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