福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
河原神社神事
名称 河原神社神事
よみがな かわらじんじゃしんじ
指定区分 県指定
種別 民俗文化財 無形民俗
種類 無形民俗文化財
時代
保存団体・保持者 河原神社神事保存会
所在地・伝承地 若狭町上野木
指定・選択・認定年月日 昭和39.6.5
指定番号 福井県指定第125号
民俗芸能等群での分類 ふくいの農耕習俗(豊作への祈りと感謝)
公開状況 3月初酉の日
交通案内
公式リンク https://www.town.fukui-wakasa.lg.jp/soshiki/rekishibunkaka/gyomuannai/3/1/1/910.html
文化財解説文  社殿がなく御殿と呼ばれる露天の浄域がある河原神社の神事は、3月の初酉の日に「百味の飲食」とされる辛酒、甘酒、白餅、鏡餅、あられ、豆ぐち、芋ぐち、焼物などの料理が捧げられる。
 祭主の経験のある長老を禰宜といい、神事講の運営にあたる。
 祭主は、前年の神事講で禰宜より申し渡され、十歳前後の長男が、一年間毎朝氏神に参拝し、無益の殺生をしないなどの掟を守る。
 神事はみそぎにはじまり、前日には、祭主の家での餅つきと百味の飲食、御幣作りが行われる。当日は、午前零時に御幣に「神移しの式」が行われ、明け方、宮司、禰宜、大御幣を奉持した祭主、百味の飲食奉持者、料理持、付添婦などが列を整え「まいられのー」と連呼しながら神社に向かう。
 氏子は神幸を迎え、次々とついて行く。御殿につくと祝詞、玉串奉奠、大御幣いただきの神事の後、神饌を配り、最後に氏子の名前を次々と読み上げ、ハナビラと御札が授けられる。
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