福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
朝鮮鐘
名称 朝鮮鐘
よみがな ちょうせんしょう
指定区分 国宝
種別 有形文化財 工芸品
時代 新羅(833年)
所有者所在地 敦賀市常宮
所有者・管理者 常宮神社
員数 1口
指定年月日 昭和27.11.23
指定番号 工78号
構造形式・法量 太和七年三月日菁州蓮池寺鐘在銘、総高111.5㎝、口径66.7㎝
公開状況
交通案内
公式リンク
文化財解説文  この鐘は、中国や我が国のものと異なり、鐘身に縦横の紐をもたず、鐘の上の肩帯・下の口帯には海磯文様を連続させる。下方には八葉蓮弁の撞座と、天衣を翻す飛天二体を、胴の四囲に交互に配する。銘文には「太和七年三月日菁州蓮池寺」とあり、大和7年(833)に菁州の蓮池寺の鐘として造られたものである。社伝によると、慶長2年(1597)に大谷吉継が豊臣秀吉の命を受けて奉納したものであるという。我が国に渡来する朝鮮鐘のうちでは、製作年代が最も古く、文様も巧みに鋳出されている。総高111.5cm、口径66.7cm。
一覧へ